梅雨の季節だからこそ梅雨ならではのツユ(雫)の写真を楽しもう!

Tips(小ネタ)

毎日スッキリしない天気が続く梅雨の季節。

青空が見えない日が続くと本当にイライラしてきますよね。

雨が降るとカメラを持って出かけることもなかなかできないので、写真好きなあなたもストレスが溜まるのではないでしょうか?

今回は梅雨の季節だからこそ楽しめるツユ(雫)の写真の提案です。

本格的に取り組むと奥が深いですが、手っ取り早くいい感じの写真を撮れるコツを紹介しますのでとにかくトライしてみてください。

結構ハマっちゃうと思いますよ。

まずは雫を撮影するための機材を用意

機材といっても、

・カメラ
・マクロレンズ
・三脚

の3点があれば完璧です。

マクロレンズは1本持っていると雫の写真だけでなくかなり幅広い用途に使えますのでオススメですよ。

まだ持っていないあたな、この機会に購入してみてはどうですか?

漠然と次のレンズを考えるよりもはっきりした目的があった方が選びやすいですし。

「マクロレンズを持っていて損をした」と思うことは絶対にないと約束します。

さて、機材がそろったらあとはチャンスを待つだけですが、もちろんそれまでに部屋の中で練習をしておきましょう。

練習方法はこれから説明する撮影方法と全く同じです。

チャンスがきたらすぐ動く!

僕がつい先日撮影した写真です。

Nikon D500&105mmMacro(絞り優先オート,f/5.6,1/125,ISO400,露出補正+0.7)

この日は仕事で出かける予定でしたが、出かける前に子供を学校に見送る際、未明まで降っていた霧のような小雨が庭の葉の上に残ってました。

かなりいい感じに雫がついていたので仕事に行く前に撮影しようと思って15分ほどで撮った写真です。

仕事まで時間がないので、すぐに部屋に戻りAPS-Cのカメラに105mmマクロレンズをつけて戻ってきました。

始めは面倒なのでISO感度を上げてシャッタースピードを稼いで手持ちで撮ろうとしたのですが、曇天で暗くなかなかシャッタースピードが稼げずにブレブレ。

手持ち撮影は一瞬で諦めました。

なかなか上手く撮れない状況で粘るくらいなら三脚を使った方が早いのを知っているので、すぐに三脚を用意。

構図を考えて三脚をセットし、一眼レフカメラではありますが、ファインダーを使わずにライブビューで背面の液晶画面を拡大してマニュアルでピント合わせ

カメラの種類と特徴を知れば自分に合ったカメラを選ぶことができる

あとはセルフタイマーを使って手ブレを防いで撮影すれば終了です。

本当にここまで15分ほどで撮影して仕事には間に合いました。

急がば回れ!

僕もよく失敗します。

手っ取り早くやろうとして手持ちで撮影すると、なかなか上手くいかずにブレブレ写真やピンボケ写真を量産して時間だけが過ぎてしまいます。

三脚を出してくるのが面倒なので手持ちでなんとかしたいと思うのですが、そんなこと思っているヒマがあったらさっさと三脚を出してセッティングした方が、ずっと早く作業が完結します。

しかも三脚があることで(シャッタースピードが遅くても)ブレの心配がなくなりますから、ISO感度を低く設定してノイズの少ない写真が撮れるのです。

Nikon1 V1&105mmMacro(マニュアル露出,f/8,1/60,ISO400)

今回も始めは手持ちで撮ろうとしましたが、すぐに三脚を持ち出すことで仕事に間に合いました。

でも急げ!

とはいっても、雫は自然のものです。

その時に「いい!」と思ったら撮らないと「あとで」はありません。

風が吹けば雫が落ちるし、時間が経てば蒸発してしまいますからね。

チャンスと思った時に行動することがとても大切なのです。

Nikon1 V3&60mmMacro(マニュアル露出,f/8,1/125,ISO160)

これは雫の写真だけでなく、どんなことにも言えることですが、時間は止まってくれないのでチャンスをモノにするには、「どうしようかな?」と考えてばかりではなく行動しないとダメなのです。

雫の写真なんて些細なことかもしれませんが、「チャンスと思ったら即行動!」というクセをつけておけば、人生におけるもっと大切なチャンスの時に動けるようになるかもしれませんよ。

まとめ

今回は梅雨の時期だからこそ楽しみやすい「雫写真の撮り方のコツ」を簡単に紹介しました。

本格的にやっている人はもっと色々な機材を使ったり、スポイトや霧吹きなどを使って人工的に雫を作って撮影している人もいるでしょう。

そこまでやれば思い通りの完璧な写真が撮れるでしょうけど、私は「自然な状態にこだわりたい派」なので、チャンスと思った時に撮影するようにしています。

そのチャンスが多い梅雨の時期だからこそ、行動してみてはどうでしょうか?