「ゆんたく」とは沖縄の方言で「おしゃべり」という意味です。
ここは「写真(フォト)」をキーワードに訪れてくださったあなたに、おしゃべりしているような感覚で写真の基礎知識を学んでいただくためのサイトです。
超初心者を対象に「写真の基礎中の基礎をできるだけわかりやすい言葉を使って説明」するように心がけていますので、ある程度の知識のある方にとっては当たり前すぎて物足りないかもしれませんがご了承ください。
このサイトを作っている僕は現在山梨県在住ですが、20年ほど沖縄に住んでおり、その頃からカメラマンをやっています。(詳しくはプローフィール参照)
沖縄でカメラマンとして活動していた時に「フォトdeゆんたく」という名前で写真教室を行なっていました。
当時訪れるお客様は「カメラの使い方がわからない」と言って来店される方が多かったのですが、そう言われても私にだって初めて手にするそのお客様のカメラの使い方はすぐにはわかりません。
「カメラの使い方」つまり、シャッターボタンの位置、絞りダイヤルの使い方、ピントの合わせ方、露出の変え方などは、私が実際にお客様のカメラを手に取って探すよりも説明書を読むほうがよっぽどわかりやすく書いてあります。
しかし、これではせっかく来ていただいたお客様も気を悪くされてしまいますよね。
実は「カメラの使い方がわからない」というのは「写真についての基礎知識がない」という意味でおっしゃる方が多いのです。
確かに写真の基礎知識についてはカメラの説明書にはあまり詳しく書かれていません。
説明書はあくまでも、そのカメラの使い方を説明するためのものですから。
例えば「露出補正」の意味がわからない人が、説明書の「露出補正の方法」という文章を読んでも理解できるハズがありません。
ですから、遠回りに思えるかもしれませんが、「そのカメラの使い方」を知る前に、まずは写真の基礎知識を学んでいただくことから始めてもらうことにしていました。
そうやって一旦基礎知識を身につけてしまえば、説明書に書いてあることが理解できます。
そして、説明書が理解できるということは「『その』カメラの使い方がわかる」ということになります。
このようにして先に「写真の基礎知識」を覚えていただいた方は写真を撮るのが楽しくて仕方なくなりますし、そのあとも飛躍的に上達します。
なぜなら、基礎知識さえ持っていれれば、
・新しく購入するカメラやレンズの選び方がわかる
・カメラを買い換えても説明書をみれば使い方がわかる
・思い通りの写真が撮れる
ようになるからです。
あなたも是非、しっかりとした基礎知識を身につけ、カメラの機種にとらわれることなく、自由に写真が楽しめるようになってください。
そんな思いから、沖縄時代に写真教室としてやっていた「フォトdeゆんたく」という名前をそのままサイト名にしています。
コーヒーでも飲みながら、ゆっくりと楽しく写真の基礎知識を身につけていただければ幸いです。