「オオシライトゴカイ」の記事でも書きましたが、僕は多少「青かぶり」をしても水の色が出ている写真が好きです。
「アカメハゼ」は体が透けて内臓や骨が見える魚です。
サンゴの先などにお腹をのせて休むという習性があり、アカメハゼの写真の定番となっています。
サンゴの枝の中でも少し飛び出ている場所に止まってるくれると、背景に他のサンゴが入らずにすっきりとした構図にできる場合があります。
シャッタースピードを上げて背景を真っ黒にしても骨などにはストロボ光が当たるので、体が透けている感が出ますが、スローシャッターで背景の水の色が出せると、体も同じ色になって面白い表現になります。
Nikon D7000 & 85mmマクロ & ストロボ(マニュアル露出,f/8,1/30,ISO100)
「青かぶり」と言われればそれまでですが、僕の思い通りの表現になっているので気にしません。