本気モードタイムラプス

Tips(小ネタ)

またしばらくぶりの投稿になってしまいました。

お許しを。

さて、今回は、以前に仕事で撮影したタイムラプス動画の紹介をしたいと思います。

タイムラプス動画の紹介

タイムラプス動画は、近年はiPhoneを始め、スマートフォンでも簡単に撮影できるようになったので馴染みがあるかと思います。

ただ、撮影内容にもよりますが、業務での撮影となってくるとスマートフォンでは役不足の場合が多いです。

何度でも撮り直しができるのなら問題はありませんが、今回はとある建築物件の上棟を丸一日撮影しました。

朝から夕方まで、カメラを固定して8時間ほどの撮影ですが、当然やり直しのない作業ですから失敗は許されません。

特に心配なのは、

①天気
②バッテリーの消耗
③撮影中に三脚がズレたりしないか?

などでしょう。

①の天気ばかりはコントロールできませんので神頼み(笑)。

②のバッテリーは電源を引いてこれない場所だったので、予備のバッテリーを複数持参して、現地でバッテリーが減ってきたら交換することで対応。

③はできるだけ人が来ないような場所に設置することと、撮影中にバッテリーのモニタリングも兼ねて時々チェックします。(ちなみに土の上なども三脚が時間をかけて沈んでいくことがあるので注意です)

そして撮影依頼は1箇所からの撮影ですが、万が一に備えてカメラを2台用意して別のアングルから撮影します。

私はこれまで何度かこの作戦で長時間のタイムラプスを撮影してきました。

今回の撮影でもそれなりに上手くできたかと思います。

1カメ。


2カメ。


いかがでしょうか?

丸一日かけて撮影した素材がわずか40秒ほどに短縮されてしまうので、撮影者からすると儚さを感じてしまうこともありますが、長時間の撮影中に一度も撮影が途切れることなく、三脚がズレることもなく、最後まで撮影しきれたという達成感もあります。

自然現象などの美しい映像ではありませんが、とても価値のある素材になったかと思います。

同じ作業(上棟)は二度とないですからね。

撮影当日は天気に恵まれて良かったのですが、朝から夕方まで現場を離れることができず、定期的にカメラの状態をチェックするという、地味ですが休めない、意外と面倒な仕事になりました。

もちろんここまでの長時間撮影は一般的ではありませんが、1〜2時間程度、空や海などの撮影をしてみるのも面白いですよ。

興味のある方はUdemyでの講座「1回の撮影から3つの作品を作り出す!3倍楽しい星景写真」を受講されると勉強になるかと思います。