ケラマらしい一枚を紹介します。
この写真は「幸せの窓」と同じポイントで撮影しました。
ケラマ諸島は透明度も高く、水中も色鮮やかで、ダイビングをしたり水中写真を撮影するには素晴らしい環境が整っています。
特に真っ赤なイソバナの周りにカラフルな魚が群れるシーンは、ケラマを代表する風景の一つと言えます。
特徴的な珍しい生物がいるわけではありませんが、真っ青な背景に散りばめられた色とりどりの魚やサンゴを眺めているだけでも癒されます。
Nikon D300 & 10.5mmフィッシュアイ & ストロボ2灯(マニュアル露出,f/10,1/160,ISO200)
しかし、この環境を写真に収めるのはちょっとだけ難しいかもしれません。
というのも、小魚の群れは時々刻々と形や密度を変えるため、ストロボ光をオートで制御させてしまうと、なかなか思った通りの露出にならないことが多いのです。
答えは非常にシンプルで、露出モードもストロボ光も全てマニュアル露出にすれば良いだけですが、写真を始めて間もない頃には「マニュアル露出」と聞くと難しい印象を持つかもしれません。
実際にやってみると意外と簡単で、少し練習すればすぐに思い通りの露出にすることができます。
そのうち水中写真を撮影する際の注意点なども記事にまとめたいと思ってはいますが、それはまたの機会に書くつもりです。
とりあえず、露出とストロボ光に関しては以下の記事を参照してみてください。