2019年7月29日から8月6日まで三宅島で海関係の仕事でした。
せっかく美しい島に滞在できるのですが、仕事のため自由な時間がほとんどありません。
主に朝の散歩の時くらいしかカメラを持てませんが、そんな中でも撮った写真を前編に引き続き紹介します。
アシタバ
RICOH GRII(絞り優先オート,f/8,1/60,ISO400,露出補正-0.3)
三宅島ではいたる所に生えていて食用としています。
アシタバ畑も見かけますが、ここは宿泊先の隣の林です。
やや苦みがあって大人の味で、特に天ぷらで食べると美味しいそうです。
ジオスポット
RICOH GRII(絞り優先オート,f/8,1/125,ISO100,露出補正±0)
三宅島は噴火の島です。
2000年に噴火してから19年が経ち、おそらく噴火の際に枯れてしまったと思われる木の下から新しい植物が生えてきています。
太い木は枯れても倒れずに残っていて、下からは生えている木々が成長して再び森を形成していくのでしょう。
過去に森を成していた枯れた木々の高さまではまだまだかかりそうですが、遷移の様子がわかりやすくて勉強になります。
大久保浜
RICOH GRII(絞り優先オート,f/8,1/250,ISO100,露出補正±0)
島の北側にある広いビーチです。
どういうわけか、波打ち際がギザギザになっています。
風向きなどの関係で一時的にそうなったのかと思って、数日間観察を続けましたが、どうやら常にこのようにギザギザになっているようです。
自然は不思議ですね。
廃車
RICOH GRII(絞り優先オート,f/8,1/30,ISO800,露出補正-0.3,エフェクト:HDR)
三宅島には廃棄されて朽ち果てた車がたくさんあります。
噴火の際にそのままにして避難してきたことも大きな原因だろうと思います。
錆びて草に覆われ、時の流れを感じさせられます。
ハコフグ
RICOH GRII(絞り優先オート,f/5.6,1/60,ISO180,露出補正+0.7)
浜に干からびたハコフグがあったので、岩の上に乗せて撮りました。
結構原型をとどめていて、目も生き生きしているように見えます。
カツオノエボシ
RICOH GRII(絞り優先オート,f/5.6,1/90,ISO100,露出補正-0.7)
RICOH GRII(絞り優先オート,f/5.6,1/400,ISO100,露出補正+0.7)
猛毒で有名なカツオノエボシです。
風向きによってビーチにたくさんやってくることがあります。
もちろんそんな時には遊泳できません。
錆が浜港
RICOH GRII(絞り優先オート,f/8,1/30,ISO400,露出補正+0.3)
滞在中に台風の影響を受けました。
翌朝には雨が上がっていたので散歩に出かけましたが、この写真を撮っていると再び雨が降り始たので、早々に切り上げて早足で宿に戻りました。
神輿
RICOH GRII(絞り優先オート,f/8,1/40,ISO1600,露出補正±0)
ちょうど二年に一度のお祭りが行われていました。
詳しく調べる時間はありませんでしたが、島内の各地区をリレー形式でお神輿をかつぎ、1週間ほど続くお祭りのようです。
結構激しいお祭りのようで、このお祭りの期間中は島外から警察官が数名派遣されるそうです。
謎の顔
RICOH GRII(絞り優先オート,f/5.6,1/125,ISO400,露出補正+0.3)
とある民家の前にある水タンクが顔になってました。
なかなかユニークだったので思わず撮ってしまいました。
うろこ雲
RICOH GRII(絞り優先オート,f/8,1/400,ISO400,露出補正+0.7)
帰る日の朝、最後の散歩の時の空です。
まだまだ夏は続きますが、なんとなく秋のような空でした。
まとめ
今回はそれなりに長期間で三宅島に滞在しましたが、毎朝の散歩や日中のちょっとした時間では前編と合わせてもこのような写真しか撮れませんでした。
観光目的で訪れれば、かなり魅力的な場所がたくさんありそうです。
そして実は、滞在中の夜に何度か星空の撮影に行かせてもらいました。
月齢のタイミングが良かったのと、街の灯りが少ないことで、毎晩素晴らしい星空が広がっていたのでなんとかして撮りたいと思っていました。
撮影時間もあまりないし、あいにくGRIIしか持ち合わせていませんでしたが、個人的には十分満足できる写真を撮ることができました。
さらに、帰りのフェリーに乗る前の午前中には御蔵島にドルフィンスイムにも行くことができ、仕事とはいえ少しは楽しい時間を過ごすことができて良かったです。
星空やイルカの写真はまた改めてまとめた記事にしたいと思います。