ニシキフウライウオは個人的にかなり好きな魚です。
見つけた時にはとても嬉しいですし、特に今回の写真のようにまだ小さな個体だと、体もスケスケでとても魅力的な被写体です。
ただし、撮影はちょっと難しいですね。
フラフラと安定しない動きをする上に、ヒレを開くタイミングもあまり予測できません。
この写真の場合、「背景を暗くして透明感を出したい」と考えていました。
露出はストロボも含めてマニュアルで固定し、いつでも同じ露出になるように設定。
ピントもマニュアルで置きピンにして画面いっぱいに被写体が入る距離に固定して目に合わせます。
ここまで設定が整っていれば、あとはファインダーを覗きながら、
・ヒレが開いた瞬間に
・構図を整え
・目にピントを合わせて
シャッターを切ればOKです。
と簡単に書きますが、これがなかなか難しい。
なぜなら被写体が気まぐれだから。
それでもなかなか巡り会えない被写体なので時間をかけてなんとか撮影した一枚です。
FUJIFILM S5Pro & 85mmマクロ & ストロボ(マニュアル露出,f/8,1/125,ISO100)
実は砂などのゴミが写り込んでしまいましたが、あとはPhotoshopの力を借りて仕上げました。