10月31日未明に首里城が燃えているというニュースにショックを受けました。
そこですぐに思い出したのが首里城の360°VRパノラマです。
2014年に撮影しましたが、当時は360°VRパノラマを精力的に撮影していた時期でした。
沖縄の世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」を全て撮影しようと考えて、時間を見つけては撮り歩いていました。
中でも首里城は常に混雑していることと、撮影可能な場所が限られているので、完全なパノラマを作成するのにとても苦労したのを覚えています。
時間や撮影可能エリアの都合で、首里城ではあまり多くのパノラマを撮影することができなかったのですが、それが今燃えてなくなってしまったかと思うと非常に残念です。
しかし、無くなってしまったものを元に戻すことはできません。
少しだけですが、このように360°VRパノラマとして残すことができただけでも、個人的には当時苦労して撮影して良かったと思っています。
ここは首里城正殿内の二階にある玉座「御差床(うさすか)」です。
この場所は撮影禁止ではなかったので、管理の方に撮影させていただくことを断ってから、見学者の通りを避けつつ撮影しました。
人通りがなかなか途絶えなかったので普通の撮影よりもかなり時間がかかりましたが、苦労した分すごく良い出来栄えで満足しています。
早く元の状態に戻ることを願うばかりです。