しゃんぽ【富士山五合目 奥庭(2021年6月10日)】

しゃんぽ

前回からちょうど一週間後に再び富士山五合目自然解説をする機会がありました。

1週間での変化をチェックしながら写真を撮りつつ歩いてきました。

仕事(ガイド)が立て込んでいてあまり時間がなく、前回と同じ奥庭ではなく、今回は御中道での写真です。

6月10日の富士山五合目(御中道)

Canon PowerShot G7X MarkII(絞り優先オート,f/5.6,1/320,ISO125)

前回に比べると少し霞んでいましたが、山頂までハッキリと確認できました。

雪が少し解けたかな?



 

オニク

「オニク」という植物です。

Canon PowerShot G7X MarkII(絞り優先オート,f/5.6,1/25,ISO125)

漢方薬の原料として、特に富士山のモノは人気があり、高値で取引されるようです。

が、富士山五合目では採取禁止です!



 

マイヅルソウ

前回は全く花の咲く気配はなかったのですが、場所によってはマイヅルソウの花が咲き始めていました。

Canon PowerShot G7X MarkII(絞り優先オート,f/4,1/160,ISO125,露出補正+0.3)


とは言っても、咲いているのはごく一部でほとんどはまだ蕾の状態でした。

Canon PowerShot G7X MarkII(絞り優先オート,f/4,1/250,ISO125,露出補正+0.3)



ベニバナイチヤクソウ

マイヅルソウよりもやや開花時期が早い(ような気がする)ベニバナイチヤクソウ。

Canon PowerShot G7X MarkII(絞り優先オート,f/5.6,1/80,ISO125,露出補正+0.3)

コンパクトデジカメで撮影のため、被写界深度が深く、図鑑的な写真にしたいのですが、このような構図の場合、奥の葉にピントがきてしまい、フォーカスロックしてカメラを下げることでどうにか対応しています。

逆に下の写真のように奥行きを取れれば簡単に花にピント合わせができます。

Canon PowerShot G7X MarkII(絞り優先オート,f/4,1/200,ISO125,露出補正+0.7)

どっちの写真が良いかは別として、どっちも思い通りに撮れるようになっておくのが大切ですね。



 

ツバメオモト

前回、ツバメオモトは数が少なくて見るチャンスが少ないと書きましたが、今回は別の場所で発見(まだ蕾ですが)。

Canon PowerShot G7X MarkII(絞り優先オート,f/5.6,1/40,ISO125)

ガイドあるある。



カラマツ

最後はカラマツの赤ちゃん。

Canon PowerShot G7X MarkII(絞り優先オート,f/4,1/100,ISO125,露出補正+0.3)

富士山五合目付近では最も多い樹木の一つで、珍しくもなんともないですが、このサイズの赤ちゃんはかわいいです。



まとめ

たった1週間の違いですが、植物たちは確実に成長していることが感じられました。

色々と観察したり写真撮ったりしていると、もう少ししっかりと記録していったら良いデータが集まるのではないかと思います。